葛藤と一歩


あまり自分のことを言葉にして、文にしてお伝えすることが得意ではないのですが、いつかの自分への記録として残しておこうと思います

 

 

結婚してから3年

ここまでくるのにいろいろなことがありました

結婚した年と同じ年に8年続けた幼稚園のお仕事を辞める決心をして、フォトグラファーの道へきました

さらに同じ年にコロナ時代がはじまって、プライベートも決まっていた仕事も行動を制限されることが多くあって、なんてタイミングの悪さ・・・と思ったこともありました


この道へきたことに後悔をしたことはないですが、周りの意見と自分の気持ちに葛藤したことは何度もありました


それが、子どものことでした


カメラのことを覚えるのに、慣れるのに精一杯で、新しいことをはじめたばかりの私は正直それどころではなく、あまり気にも留めていなかったんです

やってみたいことに一歩踏み出せた幸せ


でもあるときを栄に、ちょっとした会話の中の言葉や周りの状況、周りの意見が気になりはじめて


でも自分はカメラをはじめてそんなに経っていない

まだなにもしたいことはできていない

そんな気持ちと葛藤することが多くなっていきました


新しいことをはじめたら子どものことを考えられない

その反対に子どもがいるから好きなことは諦めないといけない

そういうことでもなくて

どちらかひとつを選ばないといけないなんて決してないのだけれど、それぞれのタイミングはあると自分に言い聞かせることで気持ちを保っていました


言い聞かせてはいても、葛藤しては考えてしまうときもあって、自分一人の問題ではないから、旦那とは何度も話し合いを重ねてきました

「やりたいことがあってできてるんだから、それでいい」「自分が今一番やりたいことをやればいい!やりたいことはなに?」と問われて、気持ちがぐらぐらしていた私はすぐに返答することができませんでした


自分の中途半端な気持ちが悔しくて、泣いて泣いて泣いて

けど、考えるとそのときの私は今はやっぱりカメラのお仕事がしたい!でした


その気持ちが自分の中ではっきりと分かってからは、気持ちがすごく楽になって「自分は自分!自分たちは自分たち!」と思えるようになりました


お仕事としてお客さまからご依頼をいただいて、お写真を撮らせていただけることが、本当に嬉しくて、楽しくて、とても幸せでした

そして、このお仕事を通してさまざまな方とお知り合いになれて、学んで、好きなことを続けながら子育てをされている方、そんな方々に励まされて、今度は自然と自分のプライベートのことを考えられるようになりました

前より仕事への想いが薄れたわけでもなくて、むしろまだやりたいことも行きたいところもある
仕事への心配だってあるけれど、誰かの意見とかではなく、優先順位とかでもなく、自分の意思で自然と考えられるようになったことは、すごく嬉しいことでした

考えられるようになってからも葛藤がゼロになったわけではなかったけれど、以前の気持ちとはどこか違っていて

そんな矢先に分かった妊娠でもありました
お腹の中にきてくれたこと、待っていてくれたこと、ありがとうの気持ちで胸がいっぱいになりました
 
 
話し合いのときに飛んでくる渇はなかなか厳しいときもあったけど、私の気持ちを仕事のことを一番に考えてくれた旦那さん
いつも見守ってくれている家族
折れそうになる気持ちを聞いてくれた友達
背中を押してくれた仕事関係の皆さまには
感謝の気持ちしかありません

はじめてのことなので、この先どうなるのか自分自身も全く想像がつきませんが、今は今しかないので、このときを楽しみながら、大好きなこのお仕事も自分らしく、続けていけたらいいなと思っています

時語り

『 残したい今を写真で繋ぐ 』 大切な人と過ごした日々 何でもない日常も記念日も 愛おしく写真に残します 何年、何十年とおもいでが 未来のあなたに 家族に 繋がっていきますように 想いを込めて

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